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飛行機は、乗客の念が飛ばすもの?

とある事情により、
チケットをいただき、
家族四人で、某アマチュアオーケストラの演奏会を聴きに行きました。
序曲コリオラン
同じくベートーヴェンの五番のシンフォニー
そしてメインはブラームスの二番。
三曲とも知ってる曲で、楽しく聴かせてもらいました。

ホルンにすごい上手な方がいて、
帰りは妻とその話題でもちきり。
何がすごいって、伴奏のパートにまわった時の音程の精度が半端ない!音量や音色もよく考えられて出されているのがわかってゾクゾク。
例えばこの人がセカンド吹いている曲の時は、ホルンパート全体が音程良くなるような。やっぱり上手い人っているんだなあと思いました。
もしかしたらセカンドパートってのがみそなんじゃない?という話になって、
つまり和音のルートじゃなくて三度の音吹いてる事が多かったりしてっていう適当ながらそれらしい説。
和音の性質を決定するような重要な部分を担っていながら、それを意識してまわりの音の中の的確な場所にポンと置く。それが空気を変えるんだよなあ。
特に音に主張があったりとかそういうのじゃないんですよ。むしろぱっと聴き目立たない。でも気づいたらもうそこばかり聴いちゃう。
パーカッションも良かったなあ。

オケにおける弦楽器ってのは、集団心理の塊だと感じました。集まりどころが見つかると、ぎゅーって集約してとたんに音に密度が生まれる。逆にそれが見つからないと途端にばらけてしまう。ここが不思議なとこなんだけど、個々の楽器の力量があっても縦が揃ってなかったり、音楽の流れの感じ方が揃ってなかったりすると、非常に残念な音になる。たとえその中で誰か一人が正しいリズムで正しい音程、正しいリズムで弾いたとしても、他とズレていたらもうただのミスタッチにしか聞こえないのかもしれせん。

昔大学オケの先輩が、部室で僕にこんな事話してくれました。
「ねえ、飛行機ってのはさ。エンジンで飛ぶんじゃないんだよ。あれはさあ、乗ってる人が飛ぶぞってみんなが思った時に飛ぶんだよ。」
「え?それって気って事ですか?」と僕。
「まあそうとも言う。あるいは念とか言うかもしれん。」と先輩。

ああ、
そうだったのか。

僕は今頃わかりました。
全くもって愚かですね。



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