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ヒツヨトサレヨガサレマイガ

今朝は5時前に目が覚めた。
目覚めた瞬間やらなきゃならない仕事の事が頭に浮かびうんざりする。
二度寝しようにも気になって眠れない。

夏至が近いから、
日が大分と長くなってきている。
それが今日の早すぎる目覚めを導いたのかもしれない。

少し肌寒いくらいの冷気が開けた窓から部屋に入ってきた。昨晩は蒸し蒸しして寝苦しかったのに。

必要とされてるうちが華よ

と、遠い記憶に微かに残っている、
どこかの誰かの声。


ヒツヨウトサレテルウチガハナヨ


寝室の天井を眺めながら心の中で呟いてみる。

例えば芸歴が半世紀以上の国民的落語家が、
「皆様が、こうして呼んでくださるうちは、頑張りたいなと思います。」
なんて、
さも言いそうな台詞。

こんなのは、実はただの嫌ったらしい見栄なんじゃないかと、ベッドで一人思う。

ヒツヨウトサレテルウチガハナヨなんて言ってちゃだめなんじゃないか?
確かに世の中は厳しい。
そもそも社会は、利己的な自己の集まりで構成されているもの。

When people can be so cold?
They'll hurt you, yes, and desert you
And take your soul if you let them, oh, but don't you let them

鳥がさえずり、
隣に眠る五歳の娘が寝返りをうつ。


敢えてこう言い張るのも、
粋じゃないかと思う。

ヒツヨウト
サレヨウガ
サレマイガ
ワタシハヒトリ
タダ
ワタシナリケリ

よし!
と心で思う。
そいつをきっかけに、
ガバッとベッドから起き上がる。



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