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めりこむ

朝、山下洋輔の「キアズマ」を聴きながら出勤。
1975年、ドイツでのライブ音源。
piano 山下洋輔
alto sax 坂田明
drums 森山威男

フリージャズを聴きながら出勤する人なんて、
あんまりというか、
多分、ほとんどいないと思うけど、
何だか、今日はたまたま、
これがしっくりきたんだから
しょうがない。

昔から不器用な生き方しかできなかったせいで
今でも、特に最近は仕事に関して顕著だが、
結果が出る出ないに関わらず、のめり込むと
一瞬一瞬に、
全部をかけていくような所がある。
カッコよく聞こえるが、
これは、不器用な生き方。
これをやり続けたら、
多分長生きできないんじゃないかと思うくらいに、
注ぎ込んでしまう。
ある種の先天性のビョーキである。

こういった感覚に近いのが、
多分、血の気の多い頃の山下洋輔トリオであり、
チャーリーパーカーの古い録音であり、
エリックドルフィーのバスクラだったり。

と、ここまで書いてみたところで、
こんな話は、所詮誰にも理解してもらえないだろうと、
まあ、それが当然とは思うが、
自分の感性を認め、受け入れるのは、
結局は自分自身でしかないと
あっさりと諦め、
どうせ死ぬまで、
こういう人間なんだから、
だから、こうやって、
電気信号として落書きをしているかもしれない。

その昔、探査機ボイジャーに積んだという、
未知の宇宙人へのメッセージを吹き込んだレコード盤みたいに、
誰が読むでもない落書きを、
あてのない手紙よろしく
今夜もたらたら書いている。

どんな小さな物事でも、
そこに全力でのめり込む時、
ごくたまに、ぱあっと外に開ける瞬間がある。
そんな時、大抵まわりは気付かない。
こっちは、ぱあっと突き抜けて、開いちゃってるから、
何でこの事が分かんないのかって思うけど、
まわりからは、
多分頭イかれてるって思われる程度。

その時代の社会的な価値観に見合う、
タイムリーな結果を、
人々が分かりやすい形で提示できた場合に限り、
そういった事は、周囲からの称賛を得られる。

いわゆる「いいね!」ってやつ。

僕は、「いいね!」なんて要らないし、
「いいね!」だろうが「いくないね!」だろうが、
「くそくらえ!」だろうが、
正直どうだっていいと思っている。
強がりではない。
むしろ諦めや、開き直りに近い。

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