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EBTG

春の雨?
いや、初夏の雨。

今夜はワイパーを揺らしながら、
EVERYTHING BUT THE GIRLの
AMPLIFIED HEARTを聴いて帰る。

僕は、このアルバムが大好きで、
昔からよく聴いている。
1994年の作品。

最高に憂鬱な歌詞に、
最高に上質な肌触りのサウンド。

特筆すべきは、2曲目の浮遊感。
完璧に別世界に連れて行ってしまう。
Troubled Mind

ぐちゃぐちゃな頭のまま、話しているあなた
それは、まるで部屋の中を貨物列車が通過してるみたい。

こんな歌詞を、あんなにも美しい音にのせて歌うなんて、かなりヤバい。
それこそが、恐らくこのグループの魅力なのかもしれず。

そのサウンドは、

あてもなく、
深夜信号が点滅する街を、
一人彷徨う、
あの夏の夜を彷彿とさせ、

その歌詞は、
人類がその長い歴史に於いて懲りずに繰り返してきた、恋愛という名の幸福な勘違いから派生する、
あの宿命的な痛さを、
巧妙な例えというか、風景描写を交えて表現している。

まだ、ポピュラーミュージックに実験的要素が認められていた時代の、まるで小さな宝石みたいな一枚。

このアルバムを聴いていつも思うのは、
腐る直前が、
最高に旨いんだという、
ある種の都市伝説。

でも、ある意味に於いてだけど、
物事の本当の味わいは
上手くいっているときではなくて、
そこから、下降線に向かう処にこそ、あるのではないか

そんな、腐りかけを愛でる中年。
今夜も、うっかり焼酎を飲み過ぎて、
ペロンペロンのまま、
日記の更新です。

ブログなんて、
所詮、あてのない手紙。

誰が読んでいるとも知らず、
まるで、手紙を小瓶に詰めて、
大洋に放り投げるような営み。







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