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楽譜の不完全さ

21日の甲府での演奏会に向けて、
ついにパート譜をさらい出しました。
って遅すぎ?
いやいや、曲はすでにある程度さらってあって、スコアも読んでいるので、
まるっきり手付かずではないのです。
準備は1年以上前から、
がっちりしています。
楽器では7月以降は、しばらくはパート譜を弾いていなかっただけのこと。
つまり、パート譜ではなく、音階とクロイツェルばかりやってたんです…。

それは、さておき
僕は昔から楽譜を読むのが苦手で、
学生オケとかで初見大会とかあると、
よく逃げ出したい気分になりましたし、
いくら読譜頑張って勉強しても、オケの流れに置いてかれてしまったり、逆に暴走してしまったり、果ては雰囲気で何とか乗り切ったりしていましたが、
ついに最近
それは僕が頭が悪い事とか、
音楽の素養がないとかの問題ではなくて、
楽譜というものの内包している、
表記上のある種の不完全性からきているのだと、
そんな気がしてきて興奮している今夜です。

気がするだけですから、上手く理論立てて説明なんて、できませんけど、
例えば、今さらっているブルッフのバイオリンコンチェルト。オケのセカンドバイオリンのパート譜でいうならば、
第3楽章冒頭
5小節目からの6連符の刻み。
付点二分音符を八分音符で刻むよう表記。上に6って書いてあるから、6連符ってこと。
一小節を二つで区切っているのは4分の2であるところからきているのだけれど、その半小節分の刻みの感じ方の事までは指定はない。
まあ、6個の音を均等に詰め込めばいいんだろうけど、
アンダーカウント6個を均等割りは、ちょっとアクロバティックです。
大抵、6を33か、222に分けたくなる。

しつこいけれど、
それについて、楽譜には表記はありません。
あるわきゃないといやそうだけど、
便宜上このことは、必要です。
そしてそれは、音を出す側に委ねられている。
付点二分音符なら、222と刻むのが自然であると、楽譜を素直に見るとそう思う。でも、多分それは間違い。
4分の2のこの楽章では、
一小節を二つ、或いは四つでカウントするのがベーシックなんです。
だから、33で割るのが正解。



もう一曲
今さらっているブラームスの1番の交響曲。
二楽章。
第二バイオリン。
4分の3だけれど、
小節を二つに割って記譜している箇所がある。多分意図してやってるんだと思うけど、これ、記譜通り拍の長さを音にするってだけ思うのと、ここは二つ割りだってことだと思うのは、出す音は一緒かもしれないけれど、やっぱり違う訳で、




あーっ
やっぱり何言ってるか分からなくなりました。
相変わらず馬鹿ですねえ。
ただ、不器用な僕は、
楽譜に書かれた情報を、噛み砕いて噛み砕いてじゃないと、ぎこちなくて弾けないってことらしい。
うーん、そうかなあ。
いや、楽譜の表記に惑わされて、
楽器のコントロールやら、リズムのカウント、フレーズの歌い方が影響を受けるという現象があるというだけの話なんだけど。
ああ、ダメダメ。
上手く言えないや。

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