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あの場所で、音を感じるために

平日は、何だか仕事モードで興奮してるのか、寝つきが悪くて、ついつい夜更かし。
あんなにさらっていたクロイツェルエチュードは38番までで、しばしお休み。
8月にあるオケの本番に向けて、
パート譜をさらっています。
ブラームスの交響曲第1番は、8分の6の持つリズムの二面性を、四楽章の最後までしつこく引きずっていて、つまり、偶数割と奇数割をいつでも切り替えられるような、カウントのコントロールが出来ないと、路頭に迷う事になるようです。
以前やった時は、そこを雰囲気で適当に誤魔化していたけれど、今回はせっかくの二回目だから、下手なりにちょっと進歩しようと考えて、そこをちゃんとさらおうかなと考えてみたのです。
合同練習は、次の日曜日。
なんだかんだで、一年ぶりの参加。
スコアを舐め回すように観て、
アンテナビンビン立てて参加します。
パート譜の音を正確に出す事も大事だけれど、
それよりも、オケという音の流れの中で音を出す体験や、あのノスタルジックな空間である所の舞台上のパートの座席で、音に浸れる事が何よりも僕が求めているものですから、
しっかりと皮膚でその空気を味わえるように、音量は控えめに。
手元のコントロールが可能な範囲で音を出すようにしたいです。
昔は、全身を使い尽くして、まだ足りない、まだ足りないと、腰痛になりながらやってましたけど、
今回は、ちゃんと味わいたい。
こんな機会は、もしかしたら
もうこれっきりかもしれない。
舞台は僕が生まれて初めて、バイオリンパートでオケの演奏会に参加した場所。
甲府は、内陸の盆地ですから
夏の気温は高くても、空気はひどく乾いている。
あの山に囲まれた地形でしか出せない音がある。
特に木でできた弦楽器にいたっては、顕著で、僕が昔感じた弦楽器の音色は、実のところ名古屋では聴いたことがない。
自分の出す音色にしてもそう。
土地によってこれ程変わるものとは。
でも、それは大切な事かもしれない。
だからこそ、いつか山梨という地で
オケの中で音を奏でたいと願い、
それがこうして実現するのですから。

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