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blend

8月に何年かぶりにオケの演奏会。
山梨の大学のOBオケです。
創立50周年。
僕個人としては、
オケと
そしてバイオリンに出会って
21年目の演奏会。
え?20年も弾いてるんだ。
我ながらよく続いたもんです。

そろそろ本格的にオケモードにならなくてはいけません。
というのも、例のごとくここ数年は、
音階やらエチュードやらを、ひたすらやっていたせいで、
オケのパート譜とは、随分とご無沙汰でして、
自分の頭や身体との会話から、もっと広がりのある世界に飛び出さなくてはならないですから、
やっぱり少しの不安があります。
ちゃんとオケの中で弾けるかどうか。
さすがに基礎練の効用が、
パート譜を音にする作業に関しては、
以前のような、
力業でなんとかするという、
あの、ある種のいい加減さは、
幾分減りましたが、
集団の音の渦の中で音楽を共有する感覚は、なかなか思い出せません。
まあ、それは現場で気付くしかないので、
今やれるのは、ちゃんとテンポをキープしながら、正確に音を鳴らすことの練習。
音の並びの関連性を意識して左指を指板上に置いて、頭でリズムを細分化してアンダーカウントしながら、右手の弓で音を均質に刻むこと。
本当にそう割り切って、機械的にさらうことができたら、哲人になれそうですけどね。
僕は凡人だから、やっぱり音がゆらいでしまいます。
でも、なるべく頭でっかちにいきたいと思います。
感情は、押さえても抑えても、
どっか遠くで常に流れているものですからね。

なんて、オケの話を書いている最中、
BGMは、ブラームスとは関係ない

PIM JACOBS TRIO

趣味の良いジャズ。

アメリカのジャズの粘っこさはないけれど、軽やかにスイングするのは、さすがヨーロピアンの為せる優雅さかしら
って、実に偏見極まりない感想ですけど、
でもこの軽さが、心地よいってのは、
恐らく確かな事実。

音楽ってのは、嗜好品で
無ければ無しでも、人は生きてゆけるものなんて思った事も、
過去にあったかもしれないのですが、
例えば、洗濯を干しながら
洗い物をしながら、
ダイニングで耳掃除をしながら、
新聞を読みながら、
ぼうっと眺める目線の先の
その何でもない日常の風景を、
ほんの少し魅力的にするのに、
音楽は一役も二役もかっている。

奏でるもよし、
聴くもよし。
踊るもまたよし。

今夜は話が長くなりました。
おやすみなさい。

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