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おっけーよ



過去の一瞬の風景が、
何年、何十年も、
記憶の中で
風化せずに在り続けている。
そんな風景は、
大抵たわいもないもので、
他人から見たら、何でこんな風景を後生大事に持っているのだろうと、
いぶかしく思うでしょうが、
多分人が、
どこか遠いところにいる、
知らない誰かに向けて、
話したいのは、
結局のところ、その記憶の風景についてなのかもしれません。
人を惹きこむ文才に恵まれた人なら、
もしかしたら、
そんな風景をモチーフして、
長編小説くらい書けるかもしれない。

そんな記憶の中の風景。

そこに至る過程や、
その先の結果についても
僕は勿論体験している。

時にそれは、
悲しい結末であったりもする。

結果はアンハッピーであったとしても、
心の中にある
あの何気ない風景は、
時間の流れから切り取られて、
ただそこに存在している。

誰もいないプールに落ちた、
スナップ写真みたいに。


僕らは誰も、
きっと、そんな風景を抱えて生きている。
そこから何かが生まれる事もあれば、
何も生まれないコトもある。

そんなこと書いていたら、
夜の砂漠に不時着をしたパイロットが、
遠い星から来た王子さまに出会うっていう
昔読んだ物語を、
ふと思い出しました。

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