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妄想の大河

気づけば休日は終わり、
明日から仕事。

今、僕は
夜のダイニングにいて、
水槽で追いかけっこのメダカ達を眺めては、
缶ビールを飲んでいます。

この種の時間は、
敢えて言うならば、
つまり隙間の時間であって、
この歳になると、
そんな隙間が、
とても贅沢なものに思えてくる。

例えば、通勤の時間。
あれは単なる移動の時間なれど、
僕にとっては、あの時間がある事で、
正気でいられる一面もあります。
正気ってのは、
ちょっと大袈裟かもしれないけどね。

止むに止まれずに何かを生み出せば、
それは全部アートだってのが、
今の僕の考えだけれど、
つまりは、生きることそのものが、
アートなんだって気づいた時、
僕は少しだけ、仕事が楽しく思えたし、
それから、仕事が楽しくなる方法を考えるようになった。

自分の経験した事は、
どんなことであれ、
生きるという創造活動に於いては、
同列で機能し、
お互いはシナプスの触手を伸ばし、
新たな繋がりを作る可能性を持っている。

大学時代、僕の頭の中は
バイオリンと油絵だとか、
その他いろんなことでいっぱいだったけれど、
まるで川の支流が大河になるように
あれは、今を生きる自分に繋がっていく。

バイオリンで学んだ身体感覚の意識化のノウハウが、
今の仕事に繋がるなんて、
あの頃の僕には想像すらつかない。

そうやって統合を続けた先に何があるのか?
まあ、それは死なんだけれど、
その死に向かう大河に漂う事の有り難さ。
これは、ちょっとだけ分かる気もします。



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