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NOWHERERMAN

前に書いたかもしれないけれど、
世の中、分かんないことだらけです。

物事を本当に分かるには、多分人間の寿命じゃ全然足りないんだけれど、
ここにちょっとした根本的とも言えるトリックがあって、
つまり実は、ちゃんと分からなくても、
使うことはできるんです。
そんな事からくる恩恵により、
僕たちは毎日を快適に過ごしている。
1日1日を、当たり前に、そんなもんだっていう思い込みで生きている。
でも、ちゃんと分かっている事なんて
本当は、ほんのわずかだって事に気付いてしまうと、
これは比喩ですが、つまりは「どうやって歩いていたか分からない」なんてことになってしまうんです。
日常を生きる中で、ふと立ち止まってしまったばかりに、地面に空いた穴から暗くて深い穴に落っこちてしまう事になる。
村上春樹は、それを「井戸」っていうモチーフを使って小説にしているけれど、
本当の事は、誰にきいても分からないので、
結局、自分で掘っていくしかない。
本にはヒントしかない。
ヒントすらないかもしれない。
ボブディランじゃないけれど、
それは、風の中に隠れているのかもしれない。
そういったスタンスに気付いてしまった、
ここでは、敢えて気付いてしまったって言っているんだけれど、
そんな人は、
僕のまわりにはあんまりいない。

そりゃそうだ。

そんな人ばかりじゃ、文明社会は成り立たない。
これは平安時代でも今でもそう。

でも、僕は今ちょっと自信持って言えるんだけれど、
その、気付いちゃった人
そんな少し可哀想な人、
見抜く事ができます。

気付いている事すら、
本人は知らないとしても、
何となくわかる。

そんな人は、
毎日を、すごくぎこちなく生きているんだけれど、
その不器用さの価値って、
多分、現代の社会では上手く機能できないんじゃないかなあ。
僕は、価値あると思うんだけどね。



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