« メモ | トップページ | スタジオジャズパーティ »

クレオパトラの夢

詩人、茨木のり子の言うところの、
行方不明な自分ですが、
たまに、そんな引きこもりの生活から、
抜け出すこともあるようで、
今日会ったのは、
大学時代からの友人。

僕自身は、孤独である事に安らぎを感じる人間だけれど
彼は話を聞いてたら、多分僕とは違って、誰かとのつながりに対してポジティブな様子。
昔から、そこに、何だか惹かれているのだと
彼の家からの帰り道、
車でバドパウエルのピアノを聴きながら。

バドパウエルって、指が人に比べて1.5倍重かったんじゃないかって思うくらい、タッチが重い。
そんな石のように重苦しい音を、たまに味わいたくなります。

バドパウエルが麻薬漬けと精神病でボロボロになって亡くなる40代に、
僕も近づいてきました。
自分の年齢に見合った姿を
外に求める事は、
はっきり言って時間の無駄だということと、
あと、そのあるべき姿は、背中を砂まみれにして
ジタバタとのたうちまくりながら、
自分で見つけるか、あるいは一から作り上げるしかないのだと気づくだけでも、
アホなりによく健闘しているとは思います。

バドパウエルの
「シーンチェンジス」
クレオパトラの夢で有名なあの名盤。
何弾いてもピアノの音色に、運命的な暗さやら重さやらがあるんですよね。
そこが、たまらなく魅力でもあるのだけれど。


|

« メモ | トップページ | スタジオジャズパーティ »

ぼんやり日記」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« メモ | トップページ | スタジオジャズパーティ »