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空から降る

はきだしの窓際に寝転がって、
秋の空を眺める。
澄み渡る空に雲は無く、
風も吹かないものだから、
こうやって、目の焦点を合わせるでもなく
ぼんやりと見ていると、
時間が止まっているような錯覚に陥ります。
いや、止まるというか
淀んでいると言った方が、
より近いかもしれませんね。
まあ、とにかく
そんなふうに、
空を見ていた。

空からは、いろいろな音が聞こえる。
厳密には、空からではなく、
地表の音が、空の空気に反射してきているんですけど。

近所の子供の遊ぶ声、
救急車のサイレン、
ヘリコプターの音、

それから、
風の音。

無風だと思っていたら、
たまに、さわさわと風が吹いているらしい。

なぜって、
その風で、樹々の葉が揺れる音がするから。

茶色く乾ききってしまった葉が、
風にカラカラと鳴るんです。

この音は、昔から聴いて馴染みのある音。
そう、晩秋の音。



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