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荒井由美のノスタルジー 失くしたことに後から気づく風景。

夏というのは不思議な季節です。
こんなにも、ノスタルジックな季節はありません。
活動的な雰囲気の先には、
それはいつか必ず終わるという約束があって、
その期限付きの自由時間を
誰も彼も、分かっていようが分かってなかろうが、
盲目に謳歌するのです。
その様は、時に桜の樹に群がる蝉を思わせますが、
いやいや、蝉の必死さに人の浮かれる様を重ねるのは失礼もいいとこ。
蝉は命がけの脱皮の先の1日2日なんですからね。
煩がらずに聞いてやりましょうか。

飲み会帰りの電車。
イヤホンからは、荒井由美のベスト盤。
といっても二枚組の本盤、
アルバムの収録曲をほぼ網羅しているお特番。

大学の四年の夏、
まだ若い傷心の僕は、
荒井由美のコバルトアワーばかり聴いていました。
コバルトアワーに限らず、
荒井由美の歌は何処か、傷心の傷を癒す優しい風を感じます。
乾いた風。高い空。

あれは、荒井由美だからできるんですよね。
松任谷由実だったら、多分できないかも。
松任谷由実は、松任谷由実で、
いいんだけどね。
僕は、荒井由美が好きだなあ。

卒業写真って、
中学生の合唱曲なんかになってるけど、
あれは、もっと大人の曲ですよ。
中学生じゃ、分かんない。
うん、わかんないよ。

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