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同時間軸上をそれぞれが突っ走る

縦糸、横糸
いや、3Dの世界?

西洋の文化はコッテコテ?

絵画の技法にグリザイユとかカマイユってのがあって、
例えばグリザイユは、白と黒の配合で生まれるモノトーンで地の絵を描いて、その上に薄く色を乗っけていくのですが、
グリザイユのグリザイユたるのは、平面にレリーフ状の立体感を生み出すことにあり。
かどうか知りませんが、僕は勝手にそう思ってます。

モノトーンの下絵は白黒写真のような平面ではなく、光の当たる明るい部分はホワイトを盛り上げていくことで、彫刻のような質感を出す。
着彩は乾性油で溶いた薄い絵の具を何層も塗り重ねることで、薄い色ガラスのような立体感を生み出す。

つまり、何層も重ねて作り上げることによって、二次元のキャンバスは立体的な奥行きを手に入れる。
まあ、ミケランジェロとかファンアイクあたりの話です。印象派以前の話。

それから、音楽。
同一な時間の経過の中を
複数のモチーフが調和しながら、しかもそれぞれのベクトルを持ちつつ進行していく。
立体的な音の重なりが重厚な響きを生み出す。

オーケストラの音楽とか、凄い密度だったりしますよね。
真っ黒い大きな川のうねりの中を、
いくつもの流れが絡み合いながらゴウゴウと進んでいく様には、ちょっとした恐ろしさすら感じます。
マーラーとかの交響曲とか、どろっどろですよね。



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