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ドリフ、日の丸、カーペンターズ





名古屋にある、行きつけの楽器店に
自分の楽器の毛替えと
息子の楽器を買いに行きました。
息子くんは、今まで使っていた16分の1サイズが小さくなったので、8分の1に買い替えるのです。

初夏の日差しの中、親子二人で
街路樹を眺めながら店まで車でドライブ。
BGMは、ドリフの「いい湯だな」、他。
車内に置いてある音源で、子どもウケしそうなのが
それしかなかったのです。
でも、ドリフだからってバカにできません。
東村山音頭とか、オープニングで志村けんが登場するバックの音とか、上質なソウルアレンジですし
ドリフのパイノパイノパイなんて、なかなか聴いていて気持ちいいです。加藤茶のボーカルはなかなか和みますし、途中の志村けんの「ゲラッパ」も、ちょっとやりすぎですが、いい味でファンキーしてます。

市営駐車場から科学館のある公園を突っ切って、
店のあるビルに入ります。

一通り用事を済ませた後
例のごとく、展示品のバイオリンだとかビオラだとかを試し弾きさせてもらいました。
これがなかなか勉強になるんです。
1640年にイタリアで作られたバイオリンだとか、
このお店で作っている質の高いバイオリンだとか、
あと、ガスパロダサロとか弾かせてもらって、ああ、ご馳走様って感じです。
古い楽器は低音成分が経年変化の影響でパワーダウンしてしまう一方、澄んだ乾いた音色が魅力とのこと。
どの楽器も調整がしっかりされているせいか、楽器自体の性能のせいか、
すごく反応が良く、素直に響きます。
一つの音を出しても3つ以上の音が聴こえるような気がします。倍音?ピアノとかでもよくありますよね。いろんな音が聴こえるの。あんな状態です。
なんて、偉そうな事言いながら、
弾いてたのは
G-Durの音階と、息子が今レッスンでやってる「日の丸」ですけどね。
帰りに美術館の中にあるレストランで二人でランチ。
店内は、カーペンターズが延々と流れていて
息子はホットケーキとリンゴジュース。
僕はカレーライスをもそもそ食べて、
たまにグラスの水を飲みながら、大きな窓の外に見える公園や、園内を通り過ぎる人たちをぼんやり眺めていました。
カーペンターズの「I know I need to be in love」と、その光景が奇妙に合っていて
ちょっともやもやした、なんともいえない気分になりました。
カーペンターズって、けして爽やかじゃないですよね。
何というか、何処か病んでいるような気分になります。当然それが魅力でもあるのですが。

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