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目に見えるものは、ハイビジョン映像であっても再生不可能な特殊な何かが含まれている。

冷めた目で見てみると、
世の中は実に奇妙で、理不尽なものだと思うことだって時にありますが、
それを表現しよう。何か作品にしようと思った時に
そうだ、猫に語らせたらいいんじゃないか?
と考えた明治の文豪、夏目漱石はやっぱりすごい。
何がすごいって、これは単なる想像に過ぎないけれど、
だって明治のあの時代は、西洋式に物事を理屈でガチガチにシステム化していこうとしていた時代だったでしょうけど、
その中にあって、既にその事から出てくる陰の部分を、もう予見してたんですから。
昔の知識人のレベルは、今と比べ物にならないくらい高かったんじゃないかと、勝手に思ってしまいます。

なーんて、これ
姜尚中さんの受け売りですけどね。

でも最近なんとなく思うのは、
文化的な質ってのは
経済的な豊かさとは関係ないということ。
確かに、教育の役割は大きく関係するかもしれないけれど、
しかし文化の質は、豊かさとは別なんです。
ただ、単にそんな気がするだけです。

そもそも、この事は
例えば文化の質を測る物差しがしっかりと定義できないと前に進む事ができないし、
その物差しは、個人的な価値観の問題もはらんでいるから、
ちゃんと説明なんてできないかもしれないけれど。

毎日を生きていると、
いろんな疑問が頭に浮かんでくる。
それは、大抵一筋縄ではいかないような、
でもそれに自分なりの方向付けをしないと、
毎日を生き生きと生きられないような類のものなんですが、
その時、アドバイスを求める先は
人によっては友達なり、ネットなりだと思いますが、
僕の場合は、多分書籍なんだと思います。
本は、やっぱりすごい。
紙と紙の間に、かなりな事が挟まっている。
これ、比喩ですよ。
でも、それが見えた途端、
本が、かなりヤバいメディアに急に変化するんですから、世の中分かりません。
understandって、単に理解するってことじゃないのかもしれなくて。
もしかして、
自分自身の中に、奥の所まで引き降ろして
再構築することなんじゃないだろうか。
理解っていうと、
僕なんかそれに合わせるとか、慮るとかいうこと考えてしまうけれど、
自分の体系に取り込んで再構築することと思うと、
いろんな意味での学習というものは、
知識を蓄える事のみでは説明できないんでしょうね。

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