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春先

3月というのに、つい先だっては雪なんぞ降りましたが、
されど3月、やはり春は来ていて、何となく日差しに色がついてきました。
春は社会生活上も環境が大きく変化することが多いですし、
季節の変わり目ですから、街の樹々や草花と同様に、人の身体もきっと見えないところで大きく変化するんだと思います。例えばライチョウが冬毛から夏毛に生え変わるみたいに。
毛の生え変わりもそうですが、身体の変化はスイッチの入れ替わりのようにはすんなりいかないようで、
この時期は心身の不調が辛いことが多いです。
大相撲も、休場の力士が多いですし、
なんかみんないつもの感じではないような…。
それでも安定して白星を挙げてる白鵬関はさすがですけどね。

そんなそわそわな
鼻も気持ちもすっきりしない春先の今夜は、
ビルエバンス
エクスプロレーションズ
これ、アルバム名。
ビルエバンスは、ジャズのピアニスト。
重度の麻薬中毒者。
私生活はさておいて、
その音楽は、深くて美しい。
ベースのスコットラファロとのテレパシーみたいな相互交信。
逸脱から調和へ。
調和を前提としない逸脱から、
ちゃんと戻るために調和の道を探り合う。
お互いの意見を主張するだけの、国会中継なんかより、お互いがお互いによって変わることを前提に、これから新しい物を生み出すというピアノトリオのインタープレイの方がよっぽど聞いていて癒されます。まあ、当たり前ですけどね。

最近ふと思うのは、
例えば仕事なりプライベートなり
誰かと出会って、やりとりを深めるという行為は
その人を、正確には自分の見て感じたその相手を、
自分の中に住まわせるということなんではないだろうかということです。
別な言い方をするなら、
相手を自分の一部にする。
つまり食べちゃうんです。
そうすると、当然異質なものを自分の中に取り込むわけですから、消化に時間がかかったり、拒絶反応があることだって、時としてあるかもしれません。
でも、どんな場合にも言えるのは、
その取り込みによって
自分というものは確実に変質していくということです。
つまり、誰かと出会い、関わることは
自分を変えていくことなのかもしれない訳です。


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