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楽器と楽譜

去年、バッハのシャコンヌを
すごくゆっくりのスピードで、
すごくゆっくりのペースでさらっていた時期があるのですが、
アルペジオを越えた辺りで力尽きてやーめたとなって、
あれからほったらかしてあったんですが、
久しぶりに弾いたら、
随分楽に弾けてびっくりしました。
ああ、いい曲だなあ
と、思える余裕ができるくらい。
ちゃんと音程が合うと、驚きのサウンドが生まれます。
丁寧なボウイングを心がけると、少しずつ歌が聴こえてきます。
バッハって、すごい!
ちゃんと弾けるようになりたい!
基礎練習をしっかりする事は、
楽器が上達するのに必要大で、そして何よりもの近道なんですね。
転調した後の部分は、また少しずつ
ゆっくりゆっくり
味わいながら
音階練習の合間にさらおうかなと思ってます。
僕の持ってるのは、
ヘンリク・シェリングのやつなんですが、
シェリングの指使いが、どうしてこうしたのかなあとか、考えながら弾いてると、へっぽこあほあほな僕でも、ああ、そういうことかと分かったような気がする事もあって、それもなんだか楽しい。
新しい事を発見するのって、とっても楽しい事ですね。
もっと早くに、その事に気づいていたらなあと思いますが、
まあ、今はそんな事をしながら、楽しく楽器を鳴らして遊んでいます。
CDもレコードも無い時代。
例えばベートーヴェンの第九番のシンフォニーを演奏したい人が集まってオケを作ったりするくらいですから、
楽譜というものを、それこそ読み物みたいに楽しむ嗜みもあったろうなあと思います。
モビルスーツは、作れないけれど
設計図を見て妄想するとかね(何だ、その意味不明な例えは)
楽譜って、凄いもんだなあと
改まって何だと思うでしょうが、
何だかそんな気分になります。
見えない物を、見える化してるんですから。
音は、生まれてすぐに消えてしまうけれども
音を紙に書き留めて、
一度に見渡せる様にしてしまったんです。
それを前提に曲を作るから、
大きな構造体だってできたんですよね。
それがあるから、
ベートーヴェンは、耳が聞こえなくなっても
曲は創ることができた。
そして、時間を越えて、それはここにあるって
ああ、考えただけで凄いこと。
あったりまえじゃんって言えば、そうだけど、
でも、やっぱ凄いよね。

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