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実家の両親と



昨年末に、実家で両親とのんびり話をする機会がありました。
父がふと昨晩見た夢の話をしだして、その手の話をする際によくある
「昨日なんか変な夢を見ちゃったんだけどね」
という切り出し方で、それは始まったのでした。
「なんかね、そこに何故かふろふき大根があって、上に味噌がのっかってるんだけど、これをどうやったら上手く描けるかなあって、腕組んで考え込んじゃう夢だったんだよね。」
だそうです。
父は、趣味で俳画を描いています。
僕が小学生の頃からだから、相当長いこと。
個展も数回やったことあるくらいですから、結構本格的です。
今年定年で、何より夢にまで出て来るくらいの没頭できる趣味があるのは良いことだと、その時息子として少し安心したわけですが、
その話に俳句の大家であるところの母が加わり、三人で省略というものによる、情報量の意図的制約から生まれる豊かさや、そこに含まれる受け手へ委ねるという表現の在り方、さらに広がってその特殊性についての考察という、
まあ、僕もアルコールが入ってたんでなんですが、
何だかすごいストイックな芸術談義になってしまったんです。結局最後は、「眠い。また明日」なんつって毎晩七時寝の父が寝室に行き終わるんですが、
なんか変な家庭だなあなんて思いつつ、
そんな風に家族で盛り上がる話題があるということは、何だか有難いことだなあとも思いました。

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