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大峡谷

大峡谷
頭で考えていることと、実際に身体を動かして実行することの間の溝って、
場合によっては、グランドキャニオンくらい深い事だってあるかもしれません。
そう、あの赤い峡谷くらいにね。
って、僕は実物は見たことありません。昔テレビで見たんです。アメリカのおっきな谷なんですよね。ヘリで観光したりもできるんだとか。
つまり、その大峡谷というのは、僕の頭の中にあるわけですが
その事と、実際にグランドキャニオンに行って、そこで時間を過ごすこととは、実は全く違う。
実際にそこで過ごす過程には、幾千幾万の下らない手間隙がかかり、一歩一歩地面を踏み締める労力や、時間、無数の失敗や不自由さが含まれている。
だから、多分僕の今話しているところのグランドキャニオンは、僕の脳内のイメージにすぎないのです。(とある脳科学者風に言うならクオリアってやつです)それは、つまりはあなたの中にあるグランドキャニオンとは違うのかもしれない。
例えば米作り。
我が家は農家ではないので、稲刈りはやったことはありません。
ただ、家の前には田んぼが沢山あって、つい先だってコンバインが稲を刈り取る様子を丘の上から息子と一緒に眺めたことはあります。
小学校の社会科で習ったことがあるので、米のできる過程は知識としてありますが、
例えばそこにかかる時間というものについては僕には具体的には想像ができません。
知識として知っていることと、実際にやることとは別です。
大体僕は米の粉が腕をあんなに痒くさせるもんだとは思わなかった。

知識なんて所詮うんこみたいなもんです。

いや、すいません。言い過ぎました。
知識は必要です。ただ、それと現実とは別物だということを分かった上で、その間を埋めるものは何なのかなあと、つまりはそういうことを思ったです。(グランドキャニオンを埋めるだけの何かとは…何でしょうね)

キーワードは想像力です。
想像力を通じて、人はまわりの世界と繋がることができる。
ポイントは、それが想像力であって知識ではないということです。

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