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持っているもの全てを、
いつかは必ず放すべき宿命を背負い
庭のダンゴムシも、
通勤途中に見える竹林の竹も、
夕方電線にとまって愛を語り合っていた、あの二羽の野鳩達も、
今日を生きたのでした。

そう、この僕も
今日を生きたのでした。

僕にはまだ、手につかんで放せないものが
つかみきれないほどいっぱいある。
だから、まだまだ、
ジタバタ生きている。

自分の大切にしているものや思い出、はては自分の手、眼球、脳、大腸…
全部
一つ残らず
いつかは還さなくてはならない。
全てレンタル品です。

例えば個人であることが、
輝く太陽であるならば、
それには、世界をねじ曲げるエネルギーがなくてはならない。
在るということは、
それだけで、大事件なのですね。
それだけ、凄いことを、
僕もあなたも
今やっている。
そう思うと何だか
元気出ます。

外ではまた猫がけんかをしています。

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