« 素敵な出来事 | トップページ | 懐かしい味 »

夏の悪夢

虫ぎらい
今日も暑かったですね。
朝、庭の木にとまるクマゼミたちにホースの水をかけたら、ブイーンとこっちに向かって飛んできました。
僕とぼんやり君は、びっくりして思わず門の影に隠れちゃいました。
壁のゴキブリに殺虫剤をスプレーする時もそうですが、
どうして彼らは、よりによって僕たちの方に飛んでくるのでしょう。


それにしても、蝉というのは、実に気味の悪い生き物です。

夏になると、どこからともなくワサワサと大量に現れ、
黒い殻を光らせ、無表情にというか事務的に、シャーシャーと鳴く。
そして各々、次々にポトリポトリと木から落ちて死んでいく。
夏が終わる頃には、あれだけ群がっていた蝉たちは、全滅。
道に溢れる蝉の死骸。

緑あふれる公園や並木道を汗を拭きながら歩く時も、内心頭上から蝉がポトリと落ちてこないか心配でなりません。

そんな時、決まって頭の中をある不吉な妄想がよぎります。


黒くてコツっとした蝉が、高い木からポトリと僕のシャツの襟の中に落ちてくる。
背中の中でゆっくりと動く死にかけた蝉の脚。
僕は立ち止まり、慌ててシャツをバタバタと振りながら蝉を落とそうと試みますが、
蝉の脚についた刺がしっかりとシャツを掴んでいるので、一向に落ちてきません。
シャリシャリとした透明の羽根が、じっとりと汗ばんだ背中をゆっくりと撫でます。
悪夢のようです。

|

« 素敵な出来事 | トップページ | 懐かしい味 »

ぼんやり日記」カテゴリの記事

コメント

不思議なものですね。僕は蝉は怖くもなんともないです。実際、上から蝉が降ってきたことが2、3度ありますが、ちょっと驚いたくらいですみました。

でも、僕はミミズや毛虫が嫌いです。昨日の夜は、土の中の酸素が不足したのでしょうか。今日の朝、歩道にはミミズの屍骸があふれていました。ミミズが嫌いな僕は、歩道を歩くことができず、太陽がさんさんと降る車道の脇を歩きました。

GWの毛虫の多さも、寒気がでます。

投稿: すな | 2011年8月11日 (木) 23:35

蝉、降ってきたんですね…。
読んだだけでぞわぞわってしました。

ミミズ、確かに気持ち悪いですよね。
奴らも何を考えてるか分からない。
でも、蝉の恐怖に比べれば少しは耐えられそうです。
意外とこういうのって、人それぞれなんですね。
コメントありがとうございます。

投稿: tkm | 2011年8月12日 (金) 00:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 素敵な出来事 | トップページ | 懐かしい味 »