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大地に寝転がる

大地に寝転がる

大地に寝転がる

先日の話
暖かい昼下がりに
家族で近くの公園に行きました。
梅林に敷物を敷いて、何をするでもなく
ただぼんやりとしました。
梅が匂い立つほど満開だったなら、
さぞ気持ち良かったでしょうけれど、
もう三月の末ですし、
殆ど花は終わっていました。
ごろんと仰向けに寝っ転がって
カクカクした梅の枝越しに、高い空を見上げながら、
ああ、こんなふうに空を見上げるのは何年ぶりかなあ、
なんて思いました。
身体を大地に預けていると、
何だかこの地面と自分とが一体となって、地球ごと自転しているような気分になるから不思議です。
風もなく静かな空に吸い込まれる様々な音たち。
この大地に根をはる梅の木も、
その足下で日の光に映えるタンポポの花も、
そしてこうして寝転ぶ僕自身も、
この大地の一部なんだと、
いつかはこの大地の一部になるのだと思うと、
背中の地面は大きくて、頼もしく、
日々のあれやこれやひっくるめて、僕らを優しく包んでくれる気がするのでした。

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