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晩秋

晩秋
街の木々が色づいてきました。
澄んだ青空に銀杏の葉が眩しいです。
銀杏はやっぱり、秋の高い空をバックに見上げるのが一番です。

それから、夕陽に照らされる柿の実
奥の方からじんわりと光る柿を眺めるのが好きです。
なんだか見ているだけで、ほっぺがポカポカ赤くなるような、そんな鮮やかな朱色。

秋の夕陽はつるべ落としって言いますが、
さあっと燃え上るように色づいたと思ったら、
みるみる紫から群青へのグラデーションに飲み込まれ、
すうっとした空気とともに暗くなる。
そんなふうに移ろうこの季節の空には、
何ともいえない寂しさがあります。
きっとそれが、昔から人のインスピレーションを掻き立てるのでしょうね。

秋が深まってきました。

ちなみに今は18:42
通勤電車の帰り道。
外は真っ暗夜の世界。
もう冬の空気が顔を出しています。
僕と奥さんとぼんやり息子の住む、あの茶色いマンションでは、
最近窓に結露がつきはじめました。
晩に入った風呂の湯気が窓に通せんぼされて
朝になるとじっとりと濡れているのです。

冬はすぐそこまで来ています。

電車を降りて、駅のホームを見上げると、
痛いくらいにクリアーな星の瞬きがありました。
冷たい星明かり
ひんやりとしたホーム
家路を急ぎます。

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