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王様の耳はロバの耳

風の気持ちよい季節です。

それなのに今日は降ったり晴れたり、なかなか上手くいきませんね。

あいかわらずの花粉症で、ちょっと外に出ると鼻がムズがゆくなります。

そうやってティッシュで鼻をかみながら、あたりまえにあることの意味について、よくわからないまま毎日を過ごしています。

ショッピングセンターの食料品売り場。パック詰めされた魚や牛、豚の肉。

肉といえば食べ物。

でも死体というならば…。

ふと、そう思えば、この店内の空間は植物や動物の死骸でいっぱいです。

それらの死骸を口から取り込んで、僕たちは毎日生きている。

パック詰めされた死骸は、もはや死骸ではなく、食品です。

場所は変わって焼肉店。

注文すると登場する皿一杯のカルビ、ロース。

綺麗な赤身、白い脂身。

それを牛を殺すところからはじめたらどうなんだろう。

何匹の牛の死体がこの店内で焼かれているのだろう。

肉を焼く煙のにおい。

今は情報化社会。

僕たちは検索ボタンを押せば、欲しい情報が手に入ると思っています。

実際、10年前に比べ、僕たちの手にするある方面からの情報について、現在のそれは雲泥の差があります。

でも、それはある偏った知識でしかないのかもしれません。

スーパーで売られている野菜が、どこの県で栽培されたのか、誰が作ったのか、そんなこと知ることがわかったことじゃないんです。わかった気になっちゃいけない。

じゃあちゃんとわかったほうがいいのか、わからなくちゃいけないのか。

そんなことはないとも思います。

例えば、今日、僕がぼんやり考えてしまった、

人は、年を重ねるごとに、生存する可能性を失っていくって考え方もできるな。

なんてくだらないつぶやきも、

日常の隙間にふと目に留まったタンポポの花のようなもので、それを後生大事に持っていては毎日が立ち行かないのだと思うのです。

だいたいそんなこと世間話で話そうものなら、相手は困ってしまいます。

「そうですよね、僕らよりも年をとった人のほうが、10年後に死ぬ可能性は高いんですもんね。でもかく言う僕らだって、あと5分後に生きてるかどうかもわかりませんもんね。あはは」

なんていえばいいんですか?よくよく考えても無理だと思います。

何が言いたいんでしょう。うーむ。

そして今日も日記を書いています。

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