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おけの練習日記

今日は午後から公民館で弦分奏でした。

少人数でやる練習というのは、互いの音を聴きながら作っている感じがして楽しかったです。

スコアに書いてある自分にとっては意味不明の記号の羅列を具体的に現場の音にしていく過程。

互いの音を聴き合いながらの練習です。

ここはこういう音楽の流れの中で入ってくるんだとか、音一つ一つが関係性を持って構築されていることが、何度も弾いているうちに明らかになってきて、

そのことがだんだん分かってくると、ここはこんな音で弾きたい、ここはこう歌ったほうが素敵だとか、いろいろなイメージが湧いてきます。

湧いてくるとワクワクします。

それを多くの人と共有したい。

誰かがこんな風に弾いてみたいってやったことにいろいろな人が反応して、それを聴いてまた次につながって、そんな関係を楽しめるオケにもしいつか成ることができたら、多少音程が悪かろうがタテがぴったりこなかろうが、弾いている自分たちはハッピーでいられるような気がするのです。

昔、ある指揮者の先生が深夜の居酒屋で言っていたことを思い出しました。

「オーケストラはおめえ、音楽集団じゃねえってんだ。人間集団だっちゅーの。」

そんな言い方をしていたかどうかは別として、

オケは音を通じてつながっている人の集まりだということらしいのです。

つい数年前まで、今自分の住んでる世界っていうようなものが、もともとそういうもんだと思っていました。だって生まれたときからこうなんだもんって。

でも、最近

「これはこうこうこういうことだったのか」

と思うことが多くなってきました。

そう思えてくると、まわりのいろいろな関係のない事柄が、ある時急に関係があるってことに気づくのです。

そんなときは世界が少し変わって見え、ああまた一つ大人になっちゃったのかなって思うのです。

今日、音楽もそうなんだなと帰りの車で思いました。

モーツァルトって人は、その人の作曲した曲の中で神様なんだけど、

僕のような人間は、神様がどうしてこういう仕組みで曲を作ったのか知らずに仕組みの中に組み込まれて弾いている。

でも、ある時その仕組みがわかって弾けるようになった時、仕組みの中にいながら、自由に音楽ができるようになるんじゃないか。

そしたら、そりゃちみハッピーだよガッハッハ。

そんなこと考えて一人興奮していました。

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